■ ID | 516 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Direct estimation of the rayleigh wave phase velocity in microtremors |
■ 著者 |
Hidetaka Shiraishi
埼玉県環境科学国際センター Tatsuro Matsuoka 埼玉県環境科学国際センター Hiroshi Asanuma 東北大学大学院環境科学研究科 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Eos Trans. AGU, 86(52), Fall Meet. Suppl., Abstract S42A-01 |
■ 抄録・要旨 | 地下水汚染対策等を検討する際に必要な地下構造の推定作業を簡便化するために、微動中に含まれるレーリー波位相速度の新しい推定手法を開発した。
この方法(直接同定法:DEM)では従来法(SPAC法)と比べて観測点を自由に配置できるため、住宅が密集する都市域での調査を容易にすることができた。DEMの最大の特徴は、センサーアレーを複素コヒーレンス関数の連立方程式で表現し、これを解くことで位相速度情報を含むパラメータを直接推定することにある。このようにして得られた位相速度と配置との関係を理論的に検討したところ、DEMではSPAC法と比べて配置の自由度が大幅に向上することが確認された。また、小規模なアレーを用いて実験を行ったところ、DEMで推定された位相速度はSPAC法で推定された位相速度と良好に一致することが確認された。 |
■ キーワード | 微動探査法、 円形アレイ、複素コヒーレンス関数、位相速度 |
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